過酸化水素とは…?

過酸化水素は1818年フランス人テナールによって、過酸化バリウムと硫酸との反応によってはじめて作られましたが、傷口の殺菌、紙や繊維の漂白といった実用性が認められるようになったのは20世紀初頭でした。そして1930年に入ると電解法によって濃度30%以上の製品が製造されるようになりました。

第2次大戦中、軍事目的からドイツI.G.で開発された、アンスラキノン自動酸化法は戦後各国で改良が加えられ現在も過酸化水素製造法の主流となっております。

漂白

パルプなどの漂白

パルプ、繊維、衣料、農林水産物などの漂白には過酸化水素を欠かすことが出来ません。
とりわけ製紙業界における漂白では重要なポジションを占めています。

酸化剤

工業・エレクトロニクス産業での酸化剤

有機過酸化物・エポキシ系可塑剤・ポリアミドなどの化学品、冶金分野において、酸化剤として活用されています。

脱臭

下水処理場、ゴミ処理場の悪臭低減

悪臭防止法で規制されている硫化水素などの悪臭物質低減に有効活用されています。

腐食防止

下水処理場、温泉廃水管系腐食防止

配管材料を腐食させる硫化水素などの物質を低減し、その腐食を防ぎます。

殺菌

病院内、食品製造時の殺菌

高度化学的酸化処理により高度な殺菌効果を発揮。食品製造機械洗浄や院内感染防止等に利用することができます。

表面処理

プリント配線基板の洗浄

物質表面の汚れを分解し、洗浄。プリント配線基板のソフトエッチング用等に活用されています。

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